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梅干しが体に良い理由
梅干しは昔から1日1粒食べるだけで「医者いらず」と言われています。なぜ「医者いらず」と言われている理由をご説明します。
本来人の体は弱アルカリ性なのですが近年の食文化などの影響から酸性に偏りがちになり、疲れや肩こり肌荒れや便秘などに悩まされたりします。
その酸性に偏った身体を弱アルカリ性に戻すにはアルカリ性である梅干しを食べると良いのです。ざっと効果を上げると「疲労回復」「抗酸化作用」「貧血防止」「現代病対策」「動脈硬化の予防」「頭痛や歯痛を抑える」「肩こりの対策」「整腸作用」「アンチエイジング」「虫歯予防」「冷え症や二日酔いの解消」「食中毒の予防」などがあります。
1.最高級の南高梅を厳選
南高梅は、梅の生産量日本一を誇る和歌山県でも“最高級”と称される品種です。
和歌山県みなべを発祥の地とし、皮は薄く、果肉は柔らかく、少しの圧力にも傷んでしまうほどの繊細さを兼ね備えています。
2.抗酸化作用
梅干に含まれるクエン酸が人の身体の酸化を抑制し、生活習慣病に効果があると考えています。
3.貧血予防
梅干には鉄分が多く含まれているので貧血予防にも効果的。
鉄分が胃腸を丈夫にする働きもあります。
4.現代病対策
クエン酸を多く含む梅干しには「アミグダリン」というがん予防に注目されているビタミンB17を多く含んでいます。
5.動脈硬化の予防
梅干には「アンギオテンシンⅡ」という血管収縮性のあるホルモンの働きを整え、血圧の上昇を抑えるので、動脈硬化の発生を抑える働きがあります。
6.頭痛や歯痛を抑える
梅干には鎮痛効果があると考えられています。
頭痛や軽いめまいがする時にはこめかみに梅肉を張り付けたりするとよいとされています。
7.肩こり対策
梅干に含まれるクエン酸が、血液に溜まった乳酸を代謝させてくれ、疲労物質を体内に残さないように働いてくれます。
8.整腸作用
梅干には腸の有効菌を育ててくれ、胃腸の運動を活発にしてくれる作用があり、便秘を予防します。また梅干しには新陳代謝を活性化・血液浄化の効果もあるので、美容効果もあると考えられています。
9.アンチエイジング
梅干しの酸っぱさを食べた時に口の中に分泌される唾液には、若返りホルモンの「パロチン」が含まれていて、それが活性酸素の働きを抑制し体内の細胞を活性化するので老化を防いでくれます。
10.虫歯予防
梅干に誘発されて出てくる唾液はサラサラで口の中に残った食べカスや細菌を洗い流しやすいので虫歯の予防になります。
虫歯の原因になるミュータンス球菌の活動を梅干しのクエン酸が抑えてくれます。
11.冷え症や二日酔いの解消
梅干を焼くと血流を改善する「ムメフラール」という成分が出てくるので、冷え症の改善には「焼き梅」が効果的です。
梅干は胃腸を守る粘液の分泌を高めてくれるので、お酒を飲む前に梅干しを食べると粘膜を保護してくれ、胃腸へのアルコールの刺激を緩和してくれます。
また飲みすぎて二日酔いになってしまった時に梅干しを食べると、荒れた胃の粘膜の修復が早くなるので二日酔いからの回復を早くしてくれます。
12.食中毒の予防
梅干しを食べると食あたりになりにくいと昔から言われています。
梅干には食中毒の原因である「黄色ブドウ球菌(MRSA)」や「病原性大腸菌(O-157)」を抑制する制菌作用があり、食中毒を予防してくれます。
お弁当に梅干しを入れておくとご飯が傷みにくいのは、梅干しが殺菌力にとても優れているからです。
以上の事から梅干しは「医者いらず」と言われるほど体に良い食品ですので、うまく生活に取り入れ健康な身体作りにお役立てください。